学力を保つ

塾は数が増えて、通う方法も便利になりました

一昔前までの学校に通う小学生にとって、小学校以外の学習塾などに通って勉強する子どもは、通わない子どもに比べると、少数派になっていまして、どちらかと言うと珍しい存在とも言えました。 このため、学習塾自体の総数が少なかったので、当時の小学生たちは、自宅からかなり離れた学習塾に通うために、電車やバスを乗り継いだり、両親の自動車で送迎してもらうことが、よく見られた光景でした。 ところが、最近の小学校では、全体のなかで学習塾に通っていない人の方が、むしろ少数派であるくらいで、学習塾の総数も増加してきています。 このため、学習塾に通う方法も変化していて、自宅の周辺に塾がたくさんありますし、無い場合でも、スクールバスが使われるようになったので、多くが通学に不便を感じることはありません。

学力を保つために人気です

では、どうしてこのように学習塾の総数や、通う小学生たちが、急速に増加したのでしょうか。 その背景には、公立の小学校において、ゆとり教育を始めたことにあります。 ゆとり教育が始まったのは、それまでの日本の教育の問題点を改善するためで、具体的には、子供の自主性を伸ばす目的として、授業内容を簡略化したり、授業時間を短くしました。 このため公立の小学校では、土曜日の授業はほとんど行われなくなりましたが、私立の小学校では、そのまま土曜日も授業を続けるところが多くなったのです。 こうしたことから、公立の小学校に通う子供を持つ保護者は、出来るだけ学力を保つことが出来るように、学習塾に通わせることが人気になったのです。